#28 旬の味覚がいっぱい!果物の宝庫アゼルバイジャン

#28 旬の味覚がいっぱい!果物の宝庫アゼルバイジャン

サラーム!夏も真っ盛り、暑い日が続きますね。
日本と同じく四季のあるアゼルバイジャンも、夏はなかなかの暑さに。首都バクーの最高気温は連日30度越え。
体調に気をつけて、元気に乗り越えたいものです。

そんな暑い日の夏バテ予防には、果物がおすすめ!
ビタミンやミネラルなどがたっぷりで、食欲がない時も食べやすく、美味しく栄養チャージできるすぐれもの。

アゼルバイジャンの人たちは、暑い夏はもちろん、年間を通してとてもたくさん具果物を食べます。
日本ではあまり馴染みがないですが、アゼルバイジャンは数多くの果実が実る、果物の宝庫なんです!

 

 ■種類豊富な果物が育つ多彩な気候

北はロシア、南はイラン、西はとジョージアとアルメニア、飛地のナヒチェバンではトルコと5つもの国と国境を接し、コーカサス山脈やカスピ海にも面しているアゼルバイジャン。多くの果物が育つ理由は、その複雑な立地や地形が織りなす気候にあります。

日本は南北に細く長いので、北と南とでは全然違いますよね。ですが、アゼルバイジャンは北海道ほどの広さしかないにも関わらず、世界中の気候帯をギュッと詰め合わせたような、多彩な自然環境が存在しているんです。

東北地方と同じくらいの緯度に位置していて、比較的涼しい北部ではりんごや、日本と同じ品種の柿などが栽培されています。

ところが、そこからわずか300kmほど南部へ移動すると、降り注ぐ太陽の日差しをたっぷり浴びた、オレンジやキウイなどのトロピカルフルーツがたくさん!

そのほか、古くから作られてきたワインに使われるブドウや、ザクロにいちご、桃やプラムに、いちじくやチェリー、アプリコットなどなど…。アゼルバイジャンではたくさんの果物が日常に溢れているんです。

 

■美味しさと栄養をギュッと凝縮!ドライフルーツ

とっても美味しいアゼルバイジャンの果物たち。残念ながらフレッシュな果実に日本でありつくのは難しいですが、その美味しさをギュッと詰め込んだドライフルーツを、アゼルバイジャンの食卓はお届けしています。

アゼルバイジャンの市場にも多くの種類がずらりと並ぶドライフルーツ。紅茶のお供や軽食に日々たくさん食べられています。乾燥させることで、味だけでなく栄養も濃縮されて、お子さんから大人まで美味しく食べて健康になれるまさにスーパーフードなんです!

日本でも定番の干し柿から、ちょっと珍しい品種のプラム、暑い日に甘酸っぱさが嬉しいタンジェリンなど。アゼルバイジャンで親しまれている果物を、ご家庭で手軽に味わうことができますよ!

 

■スタッフ一押し!ドライフルーツのシロップ漬け

 そのまま食べても美味しいドライフルーツですが、ひと手間加えるとさらに楽しみ方の幅が広がります。
特におすすめなのが、ドライフルーツのシロップ漬け。砂糖やはちみつ、グラニュー糖などお好みの材料を水に混ぜ、火にかけて溶かしたシロップに、好きなドライフルーツを入れて1~2晩漬けるだけ。
これを、炭酸や紅茶で割れば、果実の香りいっぱいのフルーツソーダやフルーツティーが楽しめます!
ワインと混ぜてカクテルにしても、美味しくオシャレにいただけますよ♪

 

コーカサスの大地で育った、芳醇な果実の味わいをぜひ味わってみてくださいね。


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